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徒然日記:A.M.T

南北戦争 第一次大戦を生き抜いたある女性

Aunt Nanny


上はクリックすると 少し長めの動画になります。もし よろしければ……。


 トンプソンの母の祖母と妹さんにあたる二人のことをフィルムにしてみました。

二人姉妹は1800年代後半に生まれました。

姉妹は 母親を早くに亡くしました。 父親は南北戦争にむかうため、この姉妹二人を親戚に預けます。

父親は南北戦争で命を落とします。

孤児となった二人は、お互いを支えながら成長してゆきました。

父親は、教育を受けるだけの資金を、ある法的な機関を通して少し残してくれたらしく、二人姉妹は、真剣に将来のことを考え、一人は絵の道を そして トンプソンの曾祖母にあたるエミリーさんは 陶器の絵付けの道を選びました。


ちょうど ゴッホや印象派の画家たちがヨーロッパで全盛を誇っていた時代です。


二人は、孤児でありながらも きちんと洋服にアイロンをかけ、身の始末を整え、顎をあげ 誇り高く生きようと 必死でした。

そんな二人の周りには 天からの助けか とても良い人たちが集まり、友、知人に恵まれたようです。


エミリー トンプソンの曾祖母は、結婚をし、一人の男の子(トンプソンの祖父)を産んだ後すぐに亡くなりました。


妹のナニー(エリザベス)さんが 離れに住みながら 絵を描き続け、家のことを助けてくれるようになり、家の機能がなんとか保たれたと、トンプソンの母が よく このナニー叔母さんの話をするときに、 自分の作法、礼節、生活の仕方、身の整え方は すべて このナニー叔母さんから学んだ。と、繰り返し懐かしそうに言っていたのを憶えています。


懸命に生きた この一人の女性が トンプソンの母をはじめ、その後に流れる子孫にどれだけ影響を与えたのか……と、自分たちの家には この方の描いた絵が数枚あるのですが わたしは この方の絵を眺めながら いつも頭の垂れる思いでいっぱいになります。





和装

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先日、襟を正してある方との会食に行ってまいりました。


生徒さんのお一人が お仕事帰りにも 和服を着つけて レッスンにおみえになる方がいます。

その方に影響を受け、Thompson Internationalのある日時におみえになるお仕事帰りの数人の方に 和装のひそかな楽しみが芽生えている様子です。


いいことだと思います。 ハワイ出身の Jamieが こちらの写真を撮ってくれました。


3クラス 髪の毛を逆立てて 授業をした後なので、着崩れが心配でしたが まぁ 少しくらい崩れた方が かちかちよりよしとしています。


和装をすると 身体の芯 軸が なっていないなぁと 反省をすることが多いですが

帯をしめて暮らしていた 和装の日本の女性は きっと 姿勢よく暮らしていたのだと思います。

マナーを身に着けると かなり生きやすくなるんだろうなぁ‥‥

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と、 タイトル通りの思いを 最近強めている自分でごっざいます。


マナーは社会の潤滑油なはずなのに…… その潤滑油が段々と 枯渇してきているような世の中になっている場面をみることが度々あります。


自分も気をつけなければと 思います。


なぜに そんな場面がみられるようになったのかなと考えます。

コミュニケーションを直接とる機会が少なくなったり・・・はたまた なになのかな 


先日の けんちん汁のときの おにぎり 美味しかったようで

三個食べていかれた子もいました^^

けんちん汁

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けんちん汁 美味しかったね。

料理

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いまほど 25日に行う けんちん汁を作る授業のレシピを書きながら

段々と楽しみになってまいりました。


子供たちが 意外と けんちん汁などという地味なものに魅かれて 集まってくれたことと

けんちん汁のレシピの奥深さをなぞりながら 改めて 料理の面白さを感じております。


手と心を通すことで 地球で育った素材たちが いきいきと輝きを増して 美味しく口に運べる そんな料理を心がけられたらと切望することがよくあります。

時間に限りがあるために 一日中 台所にいるわけにもいいかず。けれど 知恵を絞って 身体を 手を使い そして あまり使い慣れていない 心を使う意識を持つと、少しだけ こんな自分でも料理が好きに そして 自分の目には上達できたような気がしています。


そんな楽しさを 少しずつ 子供たちに 伝えていけたらなと 初めてのクッキングクラスですが Thompson International 料理クラブ まず 第一回目は けんちん汁 です。


写真のお皿は 白子が美味しそうだったので、こちらをレモンと塩水に漬けて洗ったものを 冬の夜風にあてて一晩置いたものを、翌日 オリーブオイルと少しの塩 そして ニンニクのスライスしたものを 弱火でゆっくりと絡めて 瓶に詰めて オリーブオイルを足して 蒸したものです。それを もみじおろしと 少量のポン酢でいただきました。

生のカリフラワーに 鷹の爪、出汁と酢とお砂糖、少しの塩を煮立たせたものを かけてマリネにした一品と そして 豆腐はただ 片栗粉をかけて 焼き 出汁じょうゆで少し炊いたもの。 粗食といえば粗食ですが この白子だけ 引き立てばいい。そんな組み合わせです。 



幸せなひと

 人間の寿命がいくら100歳にまで延びたと言われても、賞味期限というか活動期限は限られているはず。


 残り時間をみつめたときに

この早々に雪の降り始めた街の景色をみながら 60年近い年月を重ね合わせ。

年末に向かってゆくこのあたりに自分の時間はあるのだろうなと感じる。


 己の欠点。治そうと 直そうと 思ってもぶち当たってしまう悪い点。

それを棚卸しながら、もうあきらめ半分で お終い点前にたたんでゆく感じ。その感じが年の暮れと、自分の心象風景と重ね合う。


 これは人それぞれの、価値観によることは大きいけれど…… ここのところ

わたしは、女の人っていうのは 自分の愛した相手が、安心を与え、導いてくれたと信じながら永遠の別れが出来た人というのは、本人は相当辛いとは想像しつつ‥‥‥ 一番幸せなのではないかな。と思っている節がある。


 これは身内の話なので許されると思い ここに綴らせていただくけれど。

アメリカに住む義姉は、十数年前に夫から一方的に好きな女性がいると言われ離婚を余儀なくされた。それから数年後に彼女は高校時代の同級生と再会した。お互いがお互いを認め合い、彼女は初めて 生まれて初めて 一人の男性から 心身、そして物質、精神も 満たされる数年を過ごすことになる。 仕事では出世を重ね社会的には成功し、妻にとっては善き夫でも、父親として父性に欠けていた父親からも得られなかった異性から受け取った心の安心感。

ともにアメリカンサクセスを絵にかいたような暮らしを創り上げながら、初めての夫からは本来の伸び伸びとした自分を安心してみせることは出来ていなかったのだ。と、その人との出会いで知った。


 幸せな数年を過ごした。

けれど 彼は癌で亡くなった。 自分の亡くなった後においても彼女のことをしっかりと物質的にも守りながら。


 この……精神的にも、そしてその愛という名のもとに表現された心を表現するものにも守られたのだ。という 気持ちを残してくれる相手と出会えた女性は わたしは

本当に幸せな人だと思う。


 でも そんな人が この世の中にどれだけいれるのか? と 相当ひねてしまった自分などは そういう人もいるのだ。と 捉える範囲で終わっているが


これから人生をこぎ始めていかれる人たちは 幸せでありたいと願っているはずだ。


 結果として 義姉や他の、存じ上げている女性たちで ああ この方たちは幸せになれる人なんだなぁ と 私が一番 羨ましくそして尊ぶことは

彼女たちの 自分は愛された。と、言い切ることの出来る。最終的には性善説な考え方の出来るその、仕合せなのだと思う。


 


 

秋の集まり

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dinner

母方の親戚の集まりで、最近、わたしの手料理をリクエストされることが多くなった。

レストランへ行くのも楽しいが、家の方が落ち着くらしい。


リクエストをいただいたということで

今回は ホステス発起人の母より、材料代とわたしの手間賃など 少しお金をいただき 責任もって仕事として 受けさせてもらう運びとなった。


牛タング 牛の舌を材料に じっくりと赤ワイン 香味野菜で煮込み フレッシュクリームでモンテするものを軸に、鯛の昆布締めの柚子胡椒とオリーブオイルでカルパッチョ

そして クレソンのマスカット入りサラダ に カンパーニュ チーズなど

そして デザートは 和菓子の菊の花の美しいねりきりを用意した。それに煎茶とで……


おそらく楽しんでくれたのだと思う。

2時半くらいに集まり おひらきは 夜の9時頃だったから

家の集まりは のびのびと出来るのが 料理のレベルは程々でも そこがいいのだと思う。母も満足そうだった。


こういうことが 実際に外にむかって出来るようになれば おそらく プロの厳しさを伴いながら勉強になるのだろうけれど……。今回の人生では無理かなとも思う。


スクールのお知らせと一緒ですが けんちん汁をつくろう!

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けんちん汁を英語で一緒に作ろう。

 

栄養たっぷりで身体によいけんちん汁の作り方を知っておくと

いつか一人暮らしをして料理を作らなくてはならない時にも

生きてゆけます!

 

Thompson Internationalで一緒に

けんちん汁を英語で作ってみませんか?

 

★日時:2025年11月25日火曜日 3時半~4時半くらいまで

★費用:1800円(7名になりしだい締め切ります)

★場所:Thompson International

★持ってくるもの:エプロンと髪を束ねるもの(髪の毛長い場合)

参加ご希望は11月20日までに参加費と一緒にお申し込みください

 

もし、ご家族でけんちん汁をテイクアウトご希望の場合

ご予約ください。ひとつ500円で 美味しいテイクアウトできます。※要予約

 

Thompson International 09075168153

苦手月

9月10月は、一年を通してみると、実のところ苦手な数か月であります。


何もかもが未熟なくせに活気盛んな若い頃は、9月10月は一年全ての通信簿を貰うように。色々なお仕置きの数々が待ち構えているような月でした。


ここ数年、その激しい天罰も少なくなり、よっしゃよっしゃ 私も人間的に少しは成長をし、穏やかな秋の毎日を過ごせるようになれたか……と、不安ながらも鷹を括ってましたが。


ふと……やはり、じんわりとですが、9月10月はなんとも、心が沈みます。


劇的なショックもない代わりに、じんわりと心が落ち着かない。色々と考えさせられる。このままでいいのだろうかと思う。

そうなるのには色々な要因があるのでしょうけれど、この心のざわつき、虚しさ等は、ものやその場しのぎのイベントで解決できるものではありません。

これは この自分をまるごと飲み込む 受け入れる じっと じっと 前にあることに感謝をこめて みつめてみようか、手を動かしてみようか と だからひたすらスープ、料理に手を動かすのかもしれません。今晩は、大根を美味しいのを 林さんから手に入れたので、その大根たちと牛すじ鶏手羽のお肉類を、とった牛すじのスープ 鶏ガラのスープでじっくりと醤油とお砂糖とお酒で煮込んだ一皿を前に作ったのですがその時に大根の葉っぱが残りました。その葉っぱがあまりにも美味しそうだったので、ザルにひろげて乾かしています。それをただ油で揚げて それに塩をパラㇼとかけた一品を作ろうと思っています。


身体の不調も起こりやすい月ですが、無理を重ねないようにご自愛ください。


Preventing from catching a cold

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風邪大流行り。人と会うだけでなにかをキャッチしそうな感染力が空気中にあるのは確か。

しかし そんなことは断じて許さん。くらいの気合で

秋は 冬の始まる季節は せっせと 牛すじのスープ 鶏ガラスープ

作り、食事の下地にします。


それで やっと なんとか 睡眠中に忍び寄る風邪 感染類の菌を退治しているだけのような。

そうやって だましだまし 冬の-マイナス温度になるくらいまでしのいでいくのが北国の暮らしです。

0 マイナスくらいになると 逆に体力がついている場合は 元気に暮らせます。


がんばっていきましょう^^

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